夫婦関係に関するカウンセリング
夫婦関係の難しさと意義
夫婦の信頼関係が根底から揺らいでいる状況においては、夫婦双方が夫婦関係の改善を希望していても、実際にはそこにさまざまなハードルがあり、多くのケースで関係改善は難しいものです。また、夫婦片方の努力が必ず実を結ぶとは言い切れません。夫婦双方が、夫婦関係のあり方や問題点を俯瞰して理解することが必要と言えるでしょう。
また、夫婦には長年の夫婦生活の中で、様々な問題を夫婦共同で解決する枠組みや協調関係が自然と形成されているものです。お互いの長所を活かしつつ短所を補い合うことで、夫婦であることの強みが発揮されることも多々あります。そのような夫婦のポジティブな側面を理解することが、夫婦関係の維持、改善に役立つものです。

夫婦面接の意義
夫婦面接は、各夫婦特有の関係性を踏まえお互いの価値観や不満を整理していく側面と同時に、夫婦が持つ問題解決能力を再確認し、強化していく側面があります。
DVやモラハラなどで関係が悪化した夫婦関係においては、セラピストという第三者を介して面接を行うことが夫婦双方に安心感をもたらします。また、夫婦のどちらか、もしくは夫婦双方が発達障害の傾向を抱えている場合、冷静で客観的な話し合いを進めることが難しい場合が多く、そこにセラピストを介在させることで夫婦間のコミュニケーションの質が高まります。

当院の夫婦面接
1. 安心して話し合うための「事前のルール作り」
カウンセリングを始める前に、進め方や情報の取り扱いについて丁寧にご相談させていただきます。お互いが沈黙を守り、安心して発言できるよう、必要に応じて以下のような内容を書面で約束(合意)することも可能です。
2. 多角的な視点でのサポート(女性医師の同席)
通常、当院の夫婦カウンセリングは院長(男性医師)が担当いたします。 「男性医師だけでは、妻側の視点や気持ちが十分に汲み取られないのではないか」と不安を感じる方には、院長に加えて女性医師が同席する「複数体制」でのカウンセリングも可能です。
夫婦カウンセリングの取り扱い
夫婦関係へのカウンセリングは、個人の疾病の治療ではございませんので、保険診療の適応はありません。全て自由診療となります。費用は自由診療のページに記載されている精神保健相談の料金が該当します。ご夫婦双方が同時にご利用されても、ご夫婦のいずれかがご利用されても、同じ料金です。
