夫婦関係に関するカウンセリング
夫婦関係の難しさと意義
夫婦の信頼関係が根底から揺らいでいる状況においては、夫婦双方が夫婦関係の改善を希望していても、実際にはそこにさまざまなハードルがあり、多くのケースで関係改善は難しいものです。また、夫婦片方の努力が必ず実を結ぶとは言い切れません。夫婦双方が、夫婦関係のあり方や問題点を俯瞰して理解することが必要と言えるでしょう。
また、夫婦には長年の夫婦生活の中で、様々な問題を夫婦共同で解決する枠組みや協調関係が自然と形成されているものです。お互いの長所を活かしつつ短所を補い合うことで、夫婦であることの強みが発揮されることも多々あります。そのような夫婦のポジティブな側面を理解することが、夫婦関係の維持、改善に役立つものです。

夫婦面接の意義
夫婦面接は、各夫婦特有の関係性を踏まえお互いの価値観や不満を整理していく側面と同時に、夫婦が持つ問題解決能力を再確認し、強化していく側面があります。
DVやモラハラなどで関係が悪化した夫婦関係においては、セラピストという第三者を介して面接を行うことが夫婦双方に安心感をもたらします。また、夫婦のどちらか、もしくは夫婦双方が発達障害の傾向を抱えている場合、冷静で客観的な話し合いを進めることが難しい場合が多く、そこにセラピストを介在させることで夫婦間のコミュニケーションの質が高まります。

当院の夫婦面接
安心して話し合うための「事前のルール作り」
カウンセリングを始める前に、進め方や情報の取り扱いについて丁寧にご相談させていただきます。お互いが沈黙を守り、安心して発言できるよう、必要に応じて以下のような内容を書面で約束(合意)することも可能です。

離婚カウンセリング
夫婦カウンセリングの特別な形として、当院では離婚カウンセリングを実施しています。対象は、離婚を決意された方、または離婚が成立した方です。
離婚という人生の重大な決断を下し、新たな生活へと踏み出す時期は、心身ともに極めて大きな負荷がかかります。
身体的には、不眠、食欲低下、全身の倦怠感、動悸など、自律神経の大きな乱れが生じることが少なくありません。心理的にも、配偶者への怒りや未練、愛着、喪失感、そして将来への不安など、感情が激しく揺れ動くのは自然な反応です。
生活面においても、別居の開始や子育ての役割の変化、法的な手続き、名字や親権の変更など、環境の激変が次々と重なります。
このような状況下では、誰にも相談できない葛藤が蓄積し、負の感情やマイナス思考が続くことで、本来の健康的でゆとりある人生を見失ってしまうことがしばしば起こり得ます。
当院の離婚カウンセリングでは、医学的な視点から体調の管理を行いながら、以下のようなアプローチで心理的なサポートをいたします。
なお、離婚カウンセリングは、お一人での受診はもちろん、離婚を決意された、あるいは離婚後のご夫婦が同時に受けることも可能です。
夫婦カウンセリング・離婚カウンセリングの費用について
夫婦カウンセリング及び離婚カウンセリングは、特定の精神疾患の治療を目的とするものではなく、夫婦関係や生活上の課題を扱うものであるため、健康保険の適応外となります。すべて自由診療(自費)での取り扱いとなります。
●料金について
費用は、自由診療のページに記載されている「精神保健相談」の料金が該当します。
●ご利用人数について
ご夫婦双方が同時に受診される場合でも、いずれかお一人が受診される場合でも、1回あたりの料金は同一です。
夫婦関係・離婚のお悩みに「コーチング」という選択肢も
夫婦問題や離婚に関するお悩みでは、心のケアや気持ちの整理を目的としたカウンセリングだけでなく、未来の目標達成を目指す「コーチング」の活用も非常に有効です。
「具体的な目標やこれからの方向性が決まっている」「理想の未来を実現するための具体的なサポートがほしい」という方は、ぜひコーチング専用サイトもあわせてご覧ください。
